Teichi — The Waiting Net
定置網とは
Do not chase. Wait.
急がず、追わず、待つ。
日本が育ててきた、自然と共にある漁法です。
沿岸の決まった場所に、大きな網を一年を通して仕掛けておきます。岸から沖へと泳ぐ習性を持つ魚たちが、網に沿って誘導され、最終的に「箱網」と呼ばれる袋状の部分へと入っていく。漁師は毎朝、その箱網を引き上げて、入っていた魚をいただきます。
i
網に沿って
岸沿いを泳ぐ魚が、海に張られた細長い「垣網」に出会い、それに沿って沖の網へと自然に導かれていきます。
ii
箱網へ入る
魚は自然のまま、袋状の「箱網」へと入っていきます。無理に閉じ込めるのではありません。入った魚も、実はその多くが再び出ていけるといわれます。
iii
毎朝、いただく
漁師は毎朝、箱網を静かに引き上げます。毎日引き上げるので、魚は網の中で長く苦しむことがありません。
Gentle by Design
待つ漁だからこそ、海と魚にやさしい
01
網は、魚が自然に入る構造
力ずくで追い込むのではなく、魚の習性にそって、自ら入ってくるのを待ちます。海のリズムに逆らいません。
02
入った魚も、多くは出ていける
箱網は魚を閉じ込める檻ではありません。入った魚の多くが、再び泳ぎ出ていけるといわれます。
03
毎朝引き上げるから、傷めない
魚が網の中で長くとどまることがなく、ストレスも傷みも少ない。だから鮮度もよく保たれます。
04
海底を、傷つけない
海底を引きずる漁法とは違い、定置網は環境を壊しません。魚たちのゆりかごを、そのまま守ります。

急がず、追わず、待つ。
この漁のかたちが、結果として、いちばん新鮮な魚を生みます。